「骨粗鬆症に対して、悩んでいませんか?」
・骨粗鬆症って、何?
・治療法が、よくわからない
・治療中だけど、また骨が折れた
・薬以外の治療法を希望
・予防はできるの?
・そもそも、治療が必要なの?
などの疑問で悩んでいませんか?
それは、私達が知っている骨粗鬆症の情報が、「間違っている」ことが原因です
実は、私達が知っている骨粗鬆症の情報の多くは、間違っています。
もっと正確に言うと、日本人には間違った情報が信じこまされ、その結果、骨粗鬆症に対処できていないということです。
骨粗鬆症に関する「間違っている」情報を列挙します。
・女性は年をとったら骨粗鬆症になることは当たり前
・男性は骨粗鬆症にならない
・骨粗鬆症は薬を飲めばすぐに治る
・牛乳や小魚で骨は丈夫になる
・欧米人は、日本人より骨が丈夫
・不足したカルシウムはサプリメントで補えば十分
・日焼け止めクリームは、体に問題ない
などです。
実は、これらは全て「間違っています」。
書店に行って骨粗鬆症関係の本の内容を調べてみましたが、残念ながらほぼ全ての本には「間違っている」情報しか記載されていませんでした。
インターネットで骨粗鬆症について調べても、検索される内容はほとんどが「間違っている」情報ばかりです。
書籍『骨粗鬆症の真実と7つの叡智®』が、骨粗鬆症の「真実」を明らかにします
実は、「間違っている」情報とは正反対の十分すぎるほどの根拠を元にした「真実」は、かなり以前から、世界中で広く公開されています。
しかし、残念なことに日本では「間違った情報」が国民の多くに広く浸透してしまいました。
これが現実です。
このままでは、日本人は骨粗鬆症を克服することはできないでしょう。
そのため、エメラルド整形外科疼痛クリニックの院長は、骨粗鬆症の「真実」を根拠と共に皆さんに広く啓蒙するための本を書きました。
それが、拙著『骨粗鬆症治療の真実と7つの叡智®~超健康と長寿の秘訣~』です。
骨粗鬆症の「真実」の詳細
骨粗鬆症の「真実」とは・・・
・医療機関で薬の処方しか行わないことには理由がある
・医療機関で処方する薬には、明確な基準がある
・医療機関で処方する薬は、適切でないことがある
・しかし、骨粗鬆症の治療は薬だけでは不十分で、日常生活習慣の改善が必要
・具体的な改善点は、食事・運動・日光浴
・動物性タンパク質(肉、小魚)や牛乳は、むしろ骨を脆くし、大腿骨近位部骨折が起きやすくする
・適切な食事は、薬膳、ナチュラルハイジーン、スーパーフードなどを基にすることが望ましい
・適切な運動強度は、ウエアラブルデバイスによる心拍数などに基づくことが望ましい
・日光浴不足が、ビタミンD不足の最も重大な原因であるので、適切な日光浴が望ましい
などです。
「真実」の詳細については、拙著『骨粗鬆症治療の真実と7つの叡智®~超健康と長寿の秘訣~』をご参照ください。
書籍『骨粗鬆症治療の真実と7つの叡智®~超健康と長寿の秘訣~』の4つの特徴
『骨粗鬆症治療の真実と7つの叡智®~超健康と長寿の秘訣~』は、ほかの本とは全く異なる4つの特徴があります。
1. 世界で一般公開されている論文やデータの中から、学術的に信頼性が高い情報を厳選して根拠としている
2. 食事については、東洋医学の叡智である薬膳、西洋の栄養学であるナチュラルハイジーン、最新の栄養学を根拠としている
3. 運動については、WHOの基準、スポーツ医学の観点から心拍数の基準を採用している
4. 整形外科専門医で骨粗鬆症の精力的な治療を行っている著者は、東洋医学や健康法についても極めて造詣が深く、学術報告・市民講演・執筆などの実績が豊富である
「真実」の一つ:動物性タンパク質は大腿骨近位部骨折を起こしやすくする
多くの日本人が信じこまされている「間違っている」情報と「真実」の、もっとも端的なケースである動物性タンパク質と骨粗鬆症の関係についてご紹介します。
日本人の大半の方は、「牛乳は骨を丈夫にする」・「小魚を食べると骨が丈夫になる」と信じています。
しかし、これは完全に誤りです。
「正しい」情報は、牛乳、肉、小魚などの動物性タンパク質は骨を脆くし、大腿骨近位部骨折を起きやすくするです。
根拠を詳しくご説明します。
動物性タンパク質を多く摂取すると大腿骨近位部骨折の発症が増える
2000年に、世界の33か国と地域を対象として動物性タンパク質の1日の摂取量と大腿骨近位部骨折の発症数(国民10万人当たり)の関係が調査されました (Frassetto LA et al. J Gerontol A Biol Sci Med Sci. 2000;55:M585-9)。
下の表がその結果で、動物性タンパク質の摂取量が多いほど、大腿骨近位部骨折が明らかに増えています。
また、統計学的には、相関係数は0.82であり、強い正の相関が証明されました。
つまり一言でいうと、牛乳などの乳製品や肉・魚などの動物性タンパク質を多く食べている国の人々は、骨粗鬆症となりやすく、その結果として大腿骨近位部骨折(大腿骨頚部骨折と大腿骨転子部骨折)になりやすいということが学術的に証明されたということです。
実はこの報告以外にも、1992年に14か国を対象とした同様の研究で、同様の結果が発表されています(Abelow BJ et at. Calcif Tissue Int. 1992 ;50:14-8.)。
Frassetto LA et al. J Gerontol A Biol Sci Med Sci. 2000;55:M585-92のデータから作成
これらの報告を契機に、世界は食事政策を変更した
これらの報告は、「牛乳は骨を丈夫にする」・「小魚を食べると骨が丈夫になる」という考えが、「間違っている」情報であることを証明しました。
そしてさらに、「牛乳や小魚などの動物性タンパク質をたべるほど大腿骨近位部骨折がおきる」ことが「正しい」知識であることも証明しています。
これらの報告は約20年~30年も前に世界で公開された学術報告であり、この情報を根拠として、アメリカ合衆国をはじめとする世界の各国が、食事に対する政策を改め、動物性食品ではなく植物性食品をメインにする食事を推奨するようになりました。
しかし、残念ながら日本ではこの情報はほとんど知られておりません。
さあ、骨粗鬆症を治す第1歩を!
ここまでで、骨粗鬆症の「真実」の断片的な情報はわかりました。
次の段階は、断片的ではない詳細な情報を知ることです。
それが骨粗鬆症を治す第1歩です。
出版記念講演会は盛況に終了しました
2023年12月10日に、出版記念講演会が開催され、盛況に終了しました。
エメラルド整形外科疼痛クリニック
札幌市北区で麻生駅に近接し、痛みに対して積極的に治療を施行(電話:011-738-0011)
・治療方針:「両極の治療」
・治療方針の解説:全国初の試みである『モデル症例報告』を通じて、わかりやすく詳細に解説
・特徴:多彩な独自の治療法(漢方薬、バイオフィードバックなど)
・リハビリテーション:理学療法士は担当制で、2単位40分で実施
・骨粗鬆症:『骨粗鬆症打開プロジェクト』を展開するなど、積極的に治療
・院長の書籍:『骨粗鬆症治療の真実と7つの叡智®~超健康と長寿の秘訣~』
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