「両極」の治療の続きです。
③「身体」に対する治療
「身体」に対する治療は、精神科と心療内科以外の全ての診療科が行っています。
この「身体」と「心」を分けて治療を行うという西洋医学の発想のことを「二元論」と言い、デカルトが提唱したと、一般には語り継がれています。
しかし、実はデカルトは、まず「身体」と「心」を分けて考え、そのあと、2つを統合して治療を行うことが望ましい、という概念を提唱したそうです。
どうやら、この概念が誤解され、間違って広がったのが「二元論」のようです。
長所としては、
・シンプルな「身体」の病気に対しては、有効な治療ができる
・「身体」を対象とした画像診断を進歩させることができる
・「身体」を対象とした機能解析を進歩させることができる
などです。
短所としては、
・病気やケガをした場合、ほぼ必ず「身体」だけでなく、「心」にも影響が及ぶため、基本的に「身体」のみの治療では不十分となる
・「心」を改善させることにより、「身体」を改善させるという治療法ができない
・「身体」を治療している診療科の医師と、「心」を治療する診療科は、あまり交流がないため、「身体」と「心」の両方を統合した医療とならず、発展性もない
となります。
多くの方は、こういった現状に驚かれるでしょうが、本当のことです。
エメラルド整形外科疼痛クリニック
札幌市北区麻生に開院し、痛みに対して積極的に治療を施行(電話:011-738-0011)
・治療方針:「両極の治療」
・治療方針の解説:全国初の試みである『モデル症例報告』を通じて、わかりやすく詳細に解説
・特徴:多彩な独自の治療法(漢方薬、バイオフィードバックなど)
・リハビリテーション:理学療法士は担当制で、2単位40分で実施
・骨粗鬆症:『骨粗鬆症打開プロジェクト』を展開するなど、積極的に治療
・院長の書籍:『骨粗鬆症治療の真実と7つの叡智®~超健康と長寿の秘訣~』
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