これからは、各々についてご紹介していきます。
まずは、「①新型コロナウイルスのかかり始めに、有効」についてです。
一言で言ってしまうと、コロナウイルスは、「風邪」を起こすウイルスです。
そして、「風邪」を起こすウイルスとその割合は、
・ライノウイルス:30~80%
・コロナウイルス:15%
・インフルエンザウイルス:10~15%
・アデノウイルス:5%
・パラインフルエンザウイルス
・RSウイルス
・エンテロウイルス
と言われています。
ここで大切なことは、
・新型であろうと、新型でなかろうと、コロナウイルスはコロナウイルスであり、私達はこれまで生きているうちに、コロナウイルスにより「風邪」を引いたことが何回もあるはずだ
ということです。
確かに、通常のコロナウイルスと比較し、新型コロナウイルスは重篤な症状になる危険性が高いとは思いますが、実際に新型コロナウイルスに罹患してもほとんど症状が出ない方がいることは、ご承知の通りです。
この違いには、免疫力や遺伝的要素などが関係すると考えられています。
漢方薬は「風邪」に有効です。
前回詳しくお伝えしたように、約2000年前に、疫病やパンデミックを克服するために作られたものが漢方薬です。
疫病やパンデミックの主な原因は、ウイルスや細菌ですから、これらに対応するために作られた漢方薬が、ウイルス疾患である「風邪」に有効なことは、当然と言えば当然です。
そうでなければ、この2000年という長い年月の間に、淘汰され消滅したことでしょう。
そして、特に「風邪」に良く効く漢方薬があります。
それが、麻黄湯と麻黄附子細辛湯です。
ちなみに、「風邪に葛根湯」とよく言いますが、風邪に葛根湯はあまり効きません。
麻黄湯と麻黄附子細辛湯の方が、はるかに効きます。
実は、西洋医学の薬には、「風邪」を治す作用のある薬はありません。
病院や薬局で「総合感冒薬」という風邪薬と思われる薬が処方・入手できますが、この薬は熱を下げたり、鼻水を抑えたりする、いわゆる対症療法でしかなく、根本的に「風邪」を治す効果はありません。
それでは、どのようにして漢方薬は風邪を治すのでしょうか?
エメラルド整形外科疼痛クリニック
札幌市北区麻生に開院し、痛みに対して積極的に治療を施行(電話:011-738-0011)
・治療方針:「両極の治療」
・治療方針の解説:全国初の試みである『モデル症例報告』を通じて、わかりやすく詳細に解説
・特徴:多彩な独自の治療法(漢方薬、バイオフィードバックなど)
・リハビリテーション:理学療法士は担当制で、2単位40分で実施
・骨粗鬆症:『骨粗鬆症打開プロジェクト』を展開するなど、積極的に治療
・院長の書籍:『骨粗鬆症治療の真実と7つの叡智®~超健康と長寿の秘訣~』
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