【漢方薬】第18話:⑧東洋医学独自の効力 C.「瘀血」に対応することが可能

漢方薬の一般的な内容についてです。

C.「瘀血」に対応することが可能
「瘀血」
初めて聞く言葉だと思います。

「瘀血」とは、血の流れがよどむことを言います。
たとえば、
・下腿に静脈瘤ができて痛い
・生理痛(子宮内に血が溜まっている状態)で痛い
・ケガをして内出血した場所が痛い
が「瘀血」になります。

西洋医学でも末梢循環障害という概念はありますが、東洋医学の「瘀血」はこのようにもっと広い概念です。
さらに、瘀血は「痛み」を生み出すことも重要なことです。

「瘀血」を改善する漢方薬のことを「駆瘀血剤」といい、
治打撲一方(ぢだぼくいっぽう)
桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
通導散(つうどうさん)
などがあります。

「瘀血」は基本的には西洋医学には存在しない概念ですが、実はかなりの頻度で存在しています。
「痛み」に対して西洋医学はいくつかの薬がありますが、「瘀血」には全く対応できないため、西洋医学の薬が無効な状態に対し、駆瘀血剤が奏効することがあります。


エメラルド整形外科疼痛クリニック

札幌市北区で麻生駅に近接し、痛みに対して積極的に治療を施行(電話:011-738-0011)
・治療方針:「両極の治療」
・治療方針の解説:全国初の試みである『モデル症例報告』を通じて、わかりやすく詳細に解説
・特徴:多彩な独自の治療法漢方薬バイオフィードバックなど)
・リハビリテーション:理学療法士は担当制で、2単位40分で実施
骨粗鬆症『骨粗鬆症打開プロジェクト』を展開するなど、積極的に治療
LINEによる混雑状況の定期配信
メールマガジン登録

外来のご案内
初診・新患の方へ
診療時間・受付時間
外来の混雑状況

骨粗鬆症
骨粗鬆症の真実
・院長の書籍:『骨粗鬆症治療の真実と7つの叡智®~超健康と長寿の秘訣~』
『骨の健康チェック』
『骨粗鬆症打開プロジェクト』
お勧めする骨粗鬆症の専門書