エメラルド整形外科疼痛クリニックの治療方針は、「両極」の治療です。
現在の整形外科の治療は、実は有効とは言えない状況で、患者様の満足度も低いことが現実です。
その理由は、現在、一般的に行われている標準的な治療法では症状が良くならないことがよくあるからです。
そのため、エメラルド整形外科疼痛クリニックでは、標準的な治療法と漢方薬やバイオフィードバックなどの対極の治療法の両方を行う「両極」の治療を行っています。
痛み(慢性疼痛)に対する治療は進歩しています
現在、痛み(慢性疼痛)に対する「西洋医学的治療」は格段に進歩しています。
具体的には、プレガバリンやトラマール、デュロキセチンなどの薬剤が痛み(慢性疼痛)に対して使用可能となり、これらの新薬で痛み(慢性疼痛)が改善する場合が増えてきてはいます。
しかし、有効でないこともかなりあります
しかし、これらの新薬でも良くならない患者さんは、かなりおられます。
・「完治」と「改善」をあわせて、12%
・「大変満足」と「やや満足」をあわせて、36%
この数字は決して高くない数字だと思いますが、いかがでしょうか。
これが、現在の整形外科領域の慢性疼痛の治療の現状です。
痛みの治療の現状のまとめ
つまり、
・西洋医学だけの治療
・「身体」に対する治療
・薬を使う医療
・標準的な治療
では、十分ではないということです。
なぜでしょうか?
そうではない治療があります
ここは重要なことなので、しっかり確認させていただきますが、上記の治療が良くないということでは、全くありません。
むしろ、これらの治療は現在の日本では、広く一般的に行われている治療であり、痛みに対する効果も証明されています。
ここで大切なことは、これらの治療以外の有効な治療法が存在するということです。
それが、「両極」の治療です。
「両極」の治療とは
現在、日本で普遍的に通常行われている広く一般的に行われている治療のほかにも、痛み(慢性疼痛)に対して有効な治療法があります。
これらは、一見、相反している「真逆」の対極の治療法のように思えます。
具体的には、
・西洋医学と、東洋医学
・「身体」に対する治療と、「心」に対する治療
・薬を使う医療と、薬を使わない医療
・従来型の標準的な治療と、最新の治療
です。
これらは一見、「真逆」で対極に見えますので、「両極」の治療と命名しました。
なぜ、これらは日本で行われないのでしょうか?
「両極」の治療の各項目の内容が有効であることは、学術的にも証明されています。
しかし、なぜ日本ではこれらは行われないのでしょうか?
それは、「あまりにも違い過ぎるから」です。
つまり、西洋医学に対し知識・経験がある医者でも、東洋医学を勉強していないのであれば、東洋医学に対しては知識・経験はゼロであるからです。
ですから、一から東洋医学を勉強しなければなりません。
「身体」に対しても同様です。
「身体」に対する知識・経験がある医者でも、「心」に対する知識・経験はゼロのことが多々あります。
このように、「両極」の治療を行うためには、単純に考えて2倍の努力が必要になります。
さらに日本では、東洋医学・「心」に対する治療・薬を使わない医療・最新の治療を学ぶ機会が海外と比較しかなり少ないことも原因の1つと思われます。
「両極」の治療を勤務医として実践してきました
以前より、日常診療において、現在の痛い・痛みに対する治療の限界を感じてきました。
ですから、ほぼ独学で、広く一般的に行われている治療のほかに、東洋医学・「心」に対する治療・薬を使わない医療・最新の治療について勉強し、そして、勤務病院で実際に臨床で使用してきました。
また、その経験を学術集会などで発表したり、医学論文としてまとめ報告してきました。
コロナ禍の今、「両極」の治療が求められています
新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっています。
そして日本でも、
・患者の医療機関での診療の自粛
・医療機関からの受診制限
など、社会のみならず医療においても多大な悪影響が出ています。
まさに今、これまでの標準的な治療ではなく、「両極」の治療が「求められ」ています。