エメラルド整形外科疼痛クリニック 益子竜弥

骨粗鬆症

骨粗鬆症⑤上腕骨近位端骨折(MRIではじめて診断可能)のある骨粗鬆症

骨折の転位がないためレントゲン撮影では診断できず、MRIで確定診断となった上腕骨近位端のある骨粗鬆症に対するモデル症例報告。三角巾固定し、運動器リハビリテーションを施行。鎮痛薬は漢方薬。骨粗鬆症の治療薬は椎体骨折と大腿骨近位部骨折の抑制効果を有するデノスマブ(プラリア🄬)を使用。
骨粗鬆症

骨粗鬆症④橈骨遠位端骨折(レントゲンで診断可能)のある骨粗鬆症

橈骨遠位端骨折のある骨粗鬆症に対するモデル症例報告。レントゲン、MRI、骨密度から、橈骨遠位端骨折、骨粗鬆症の診断。シーネ固定し、運動器リハビリテーションを施行。治療薬は院長の拙著『骨粗鬆症治療の真実と7つの叡智®~超健康と長寿の秘訣~』で記載しているように、55歳という年齢であったも実際に大腿骨近位部骨折が発症しているため、椎体骨折の抑制効果だけでなく大腿骨近位部骨折の抑制効果もあわせて有するデノスマブ(プラリア🄬)を使用。
骨粗鬆症

骨粗鬆症③椎体骨折のある骨折の危険性の高い骨粗鬆症、虚血性心疾患・脳血管障害なし

椎体骨折のある骨折の危険性の高い骨粗鬆症に対するモデル症例報告。レントゲン、MRI、骨密度から、陳旧性第11胸椎圧迫骨折、新規第12胸椎圧迫骨折、骨折の危険性の高い骨粗鬆症の診断。ダーメンコルセットを作成し、運動器リハビリテーションを施行。治療薬は過去1年以内に虚血性心疾患や脳血管障害の既往がなく、骨密度が-2.5SD以下で1個以上の脆弱性骨折があるためロモソズマブを使用。
骨粗鬆症

骨粗鬆症②:椎体骨折のある骨折の危険性の高い骨粗鬆症、脳血管障害あり

椎体骨折のある骨折の危険性の高い骨粗鬆症に対するモデル症例報告。レントゲン、MRI、骨密度から、第1腰椎圧迫骨折、骨折の危険性の高い骨粗鬆症の診断。ダーメンコルセットを作成し、運動器リハビリテーションを施行。治療薬はロモソズマブではなくテリパラチド。
骨粗鬆症

骨粗鬆症①:椎体骨折のある骨粗鬆症

椎体骨折のある骨粗鬆症に対するモデル症例報告。第12胸椎圧迫骨折、骨粗鬆症の診断。ダーメンコルセットを作成し、運動器リハビリテーションを施行。治療薬はデノスマブ。
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成人の股関節痛に対する手術的治療

股関節の手術は、関節の状態や年齢を考慮し、棚形成術、大腿骨骨切り術、寛骨臼回転骨切り術、キアリ骨盤骨切り術、人工関節置換術などを選択します。股関節の手術で最も重要なことは、手術のタイミングです。人工関節再置換術の懸念からは手術を遅らせた方がよく、筋力低下の懸念からは、早めに手術をする方が良いというジレンマがあります。
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成人の股関節痛に対する保存的治療

成人の股関節痛に対する保存的治療として、非ステロイド性抗炎症剤(NSAIDs)、カロナール、ノイロトロピン、サインバルタ、トラムセット、リリカ、タリージェ、二朮湯、麻杏薏甘湯、薏苡仁湯、治打撲一方などの漢方薬についてご紹介します。
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股関節痛を呈する疾患:成人と小児

股関節痛を呈しやすい疾患は成人では、変形性関節症や臼蓋形成不全です。小児では、単純性股関節炎、化膿性股関節炎、ペルテス病、大腿骨頭すべり症などです。
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へバーデン結節のお勧めの治療法

へバーデン結節のお勧めの治療法は、漢方薬で、特に桂枝加朮附湯や治打撲一方、大防風湯がお勧めです。
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膠原病について

膠原病は、いわゆる自己免疫疾患で、原因は不明ですが、ウイルス・細菌、あるいは癌細胞を退治するための免疫が、誤って自分の身体を攻撃してしまう病気です。膠原病には、全身性エリテマトーデス(SLE)、強皮症、シェーグレン症候群、皮膚筋炎、混合性結合組織病などがあります。膠原病は整形外科ではなく、リウマチ・膠原病内科の管轄になるため、整形外科では、1回目の採血検査までを行い、必要性に応じてリウマチ・膠原病内科を紹介することが多いと思います。