【骨粗鬆症】第24話:なぜ、「医療機関での治療は、薬の処方のみ」なのか

骨粗鬆症の真実:「医療機関での治療は、薬の処方のみ」の続きです。

〇なぜ、「医療機関での治療は、薬の処方のみ」なのか
それでは、なぜ、医療機関では薬の処方しかしないのでしょうか?
それには大きく3つの理由があります。

理由1:食事や運動などの指導をしても、保険算定ができない
これは大きい理由です。
2024年6月の診療報酬改定である程度制度が変わりましたが、それでも、糖尿病や高血圧などの疾患については、栄養指導などを患者に行うことで点数が取れます。

つまり、医療機関の収益となるということです。
しかし、骨粗鬆症の患者に栄養指導などを行っても点数は取れません。

だから、
医療機関の収益にならない⇒行わない
という図式になります。

理由2:食事や運動などの指導をする時間がない
これはそれほど大きい理由でないでしょう。

医師・看護師・栄養士などが、食事や運動などの指導をする時間があまりないことは事実でしょうが、それ以前に医療機関は、食事や運動などの指導を行う気がありません。

理由3:「適切」な食事や運動についての知識がない
実は、これが真実です。
そもそも、ほぼ全ての医師には、「適切」な食事や運動に関する知識がありません。
知っていることは、厚生労働省や農林水産省などが発信している「日本では常識だが世界では非常識となっている」食事や運動に関する知識だけです。

ですから、骨粗鬆症の患者さんに対し、
・「適切」な食事指導
・「適切」な運動指導
を行うこと自体が、ほぼ不可能です。


エメラルド整形外科疼痛クリニック

札幌市北区で麻生駅に近接し、痛みに対して積極的に治療を施行(電話:011-738-0011)
・治療方針:「両極の治療」
・治療方針の解説:全国初の試みである『モデル症例報告』を通じて、わかりやすく詳細に解説
・特徴:多彩な独自の治療法漢方薬バイオフィードバックなど)
・リハビリテーション:理学療法士は担当制で、2単位40分で実施
骨粗鬆症『骨粗鬆症打開プロジェクト』を展開するなど、積極的に治療
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