骨粗鬆症の真実:「牛乳神話も崩壊している」の続きです。
先に、
・Feskanich Dらの報告(Feskanich D et al. American Journal of Public Health, 1997.)
・Hegstedの報告(Hegsted DM. J Nutr. 1986.)
の2つの報告をご紹介しました。
この2つの報告の内容は、
・カルシウムの豊富な牛乳を多く摂取すると、骨折が発症しやすくなる
というものです。
ここで大切なことは、前述の動物性タンパク質の話と同様に、1986年や1997年という27年以上前に世界で公開されていたということです。
そしてまた動物性タンパク質と同様に、この27年の間にアメリカ合衆国をはじめとした世界のほかの国々は、栄養政策を転換し、牛乳・乳製品の摂取を控えるように指導していたということです。
しかし、日本は今だに牛乳や乳製品の摂取を推奨し続けています。
そして、その結果、「日本の常識」は、
・牛乳・乳製品は骨に良い
となり、この「日本の常識、世界の非常識」の内容に「右へならえ」した書籍や情報が無数に飛び交っています。
この状態では、多くの方が、間違った情報を信じてしまい、骨を強くするために牛乳・乳製品を摂取するという間違った行動をとってしまいます。
そのため、院長は、多くの方に真実を知ってもらい、真実に沿った行動をとって欲しいとの思いで、書籍『骨粗鬆症治療の真実と7つの叡智®~超健康と長寿の秘訣~』を書きました。
エメラルド整形外科疼痛クリニック
札幌市北区で麻生駅に近接し、痛みに対して積極的に治療を施行(電話:011-738-0011)
・治療方針:「両極の治療」
・治療方針の解説:全国初の試みである『モデル症例報告』を通じて、わかりやすく詳細に解説
・特徴:多彩な独自の治療法(漢方薬、バイオフィードバックなど)
・リハビリテーション:理学療法士は担当制で、2単位40分で実施
・骨粗鬆症:『骨粗鬆症打開プロジェクト』を展開するなど、積極的に治療
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