エメラルド整形外科疼痛クリニックでは、パフォーマンスを低下させる要因である過剰なストレス反応と考えすぎることに対して、バイオフィードバックや脳波ニューロフィードバックを使用してこれらを抑制することでパフォーマンス向上を目指しています。
パフォーマンスを低下させる要因
パフォーマンスを下げる大きな要因は2つあります。
それは、
1. 過剰なストレス反応
2. 考え過ぎる
という2つです。
1. 過剰なストレス反応
ストレスとは
ストレスにはネガティブなイメージが強いかもしれませんが、ストレスに対する反応は非常に重要です。
fight or flight反応というものがあります。
日本語に訳すとすると、戦うか逃げるか反応ということになります。
わかりやすく言うと、戦うか逃げるかを瞬時に行わなければならないため、瞬時に交感神経を興奮させる反応のことです。
実はこの反応は太古の人類には必須のものでした。
例えば人類はアフリカで発祥したといわれていますが、我々の祖先がアフリカでライオンなどの猛獣に遭遇した場合を想像してください。
その際には、我々の祖先は、戦うか逃げるかを一瞬で判断しなくてはなりません。
判断が遅れれば、その分、生き延びる可能性が減ってしまいます。
この際に役に立つのが、戦うか逃げるかができるように瞬時に準備をするfight or flight反応です。
結論として、危険が及んだ(=ストレス)際に、fight or flight反応で交感神経を興奮させることは、人類が生き延びるために必須だったということになります。
問題は過剰なストレス反応
生きていく上ではある程度のストレスはやむを得ないものです。
しかし、過剰なストレス反応は望ましくありません。
過剰なストレス反応は、身体に以下のように多くの問題を起こします。
・身体が緊張して硬くなる:緊張型頭痛、胃痛、肩こり・腰痛、顎関節症、歯ぎしり
・認知力の低下:血管が収縮⇒脳や心臓への血流↓⇒前頭前野↓
・ストレスホルモン(コルチゾール)の過剰分泌:不安↑、筋肉↓・骨↓・自然治癒力↓、記憶↓ 、睡眠↓
大切なことはストレス反応のマネージメント
大切なことは、ストレス反応をマネージメントすることです。
そのため、エメラルド整形外科疼痛クリニックでは、
・ストレステスト
・リラックステスト
の2つで、ストレスに対する反応性・回復性と、リラックス能力を評価し、結果に応じて、心拍変動バイオフィードバックや脳波ニューロフィードバックで改善を目指します。
2. 考え過ぎる
パフォーマンスを下げる大きな要因の2つめが考え過ぎることです。
例えば、ゴルファーがパットをする際に、あれこれ考え過ぎると、結果として良いパットができないことがあります。
これが、考え過ぎる状態で、Busy Brainと呼ばれます。
脳波ニューロフィードバックには、
・Busy Brainであるかのどうかを解析
・Busy Brainを改善する手法
があります。
解析の結果、Busy Brainに該当する場合、脳波ニューロフィードバックをお勧めします。